マッチングアプリでは真剣な出会いを求めている人がほとんどですが、真剣に考えていてもどこか自分のプロフィールを盛りたくなるのが人間の性。
「盛る」や「サバを読む」「見栄を張る」などオブラートに包んだ言い回しがありますが、本来は「嘘」「虚偽」「偽装」と言った相手を騙すような行為なので、やるべきではないのが本当のところです。
ですが、やはり真実だけを書いていては良い出会いは期待できないし、見る側も書いてある事すべてが本当だとは思っておらず、ある程度割り引いてみている部分もありますよね。
今回はよくあるプロフィール項目をもとに、盛っても許される許容範囲と危険性をまとめてみました。
年齢
一般的に「サバを読む」と表現される年齢詐称ですが、マッチングアプリでの年齢のサバ読みは出来ないことが多いです。
マッチングアプリでは厳重な年齢認証があるので、設定した生年月日と年齢確認に提出した書類で違いがあれば審査に通る事は無いのです。
ネットで拾った年齢確認書類や、自分の物ではない身内などから借りて提出すればサバを読む事も出来そうですが、
そういった事も含めての認証が行われており、まずバレると考えて良いでしょう。
奇跡的に審査が通ったとしても、発覚した際には、利用停止・強制退会などの垢BANは当然、
サバを読んで知り合った相手と交際や結婚までに発展した後であれば慰謝料の請求なども無くはないです。
年収
大抵のマッチングアプリでは収入証明をしていない事が多いので年収を盛る事は容易に出来ます。
ほとんどのマッチングアプリで、年収の設定は150万~200万円単位で設定する仕様のため、年収200万円の人も400万円の人と同じ「200万円~400万円」という設定が出来たりします。
200万円と400万円はかなり大きな差ですが、用意されている表記がこうなっているため「年収を盛っている」とは言い難いでしょう。
なので、ペアーズのプロフィールでは年収はあえて盛る必要も無く感じます。
ギリギリ許容範囲として認識されるのは、実際の年収+10万~50万円台が限度でしょうか。
ただ、自己申告によるところも大きい為、いくらに設定しようが本人の自由ではあります。
年収のようなプライベートな情報は、婚約段階ほどになってようやく明かすような内容でもあり、
そのタイミングで詐称してた事を帳消しにするくらいの信頼を作れていれば問題ないようにもできます。
とはいえ、あまりに詐称の幅が大きければそれも難しいでしょうね。
学歴
地方の私大卒を国立大などランクの高い大学に偽る事は、就職活動内であれば多少見かける経歴詐欺ですが、
恋愛目的の男女関係に対してはそこまで重要ではないかもしれません。
高学歴であればあるだけ良いのは確かですが、恋愛での学歴は単純に「頭の良い人」という好印象ぐらいしかないので、無理に盛らなくても性格や共通の趣味など学歴以外でアピール出来ます。
ただ、結婚を見据えた出会いを求めている女性の場合はもっとシビアに学歴を重視する事も多いため盛らないほうが無難です。
職種
職種は収入だけでなく、生活スタイルなどに関わる重要なファクターなので大きく盛るのはやめましょう。
許容範囲としては飲食店勤務なのに調理師・栄養士と名乗ったり、デバッカーなのにクリエイターと名乗るなど「見栄を張る」程度で済みますが、バレるような事があれば失笑モノですね。
また、アルバイトで雇われているのに正社員と盛ったり、平社員なのにマネージャーや部長など役職を盛るなどは危険度が高いです。
既に退職しているのに、その職業のネームバリューが高いために今も働いているように見せるのももちろんNGです。
写真
二重顎に手を添えて隠したり、ぽっこりお腹を写さないように撮った写真ぐらいが許容範囲でしょう。
NGなのは写真加工アプリで体型や輪郭、目元など改造した写真。
特に男性のSNOWやB612で加工した写真は風当たりが悪いです。
顔の改造をしていなくても、動物の鼻やヒゲ、耳などを付けた写真は男なのに痛い人と高確率で思われます。
身長
人間が目で見て「身長盛ってる」と感じられる範囲は5センチを超えたあたりからでしょう。
男性が普段履いている靴によってはそれぐらい高さは変動するので5センチまでは許容範囲として考えてもいいと思います。
ただ人によって感じ方は変わりますが、5センチ以内でも数字で表記した時にケタが変わると、だいぶ盛ってる感があるので注意が必要です。
身長169cmと174cmという表記ではだいぶ違いがありますが、170cmと175cmではちょっとした誤差に見える不思議。
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